水素ガス吸引療法は、2016年12月、日本の厚生労働省によって先進医療の認定を受けています。
水素は近年になって、私たちの体に深く関わっていることが分かってきました。その一つは、水素には活性酸素を除去する働きがある、ということです。
鼻から吸引した水素ガスは呼吸器官だけではなく、ガスとして体内に浸透し、脳や目にまで入り込んで、活性酸素を取り除きます。活性酸素は強い酸化作用によって体内の細胞を傷つけ、肌のたるみやシワだけでなく、内蔵など各器官の機能を衰えさせます。
水素には活性酸素の酸化力を無効化するということと、もう一つ、血流を促進させる作用があります。この働きが威力を発揮するのが、老化した毛細血管に見られるゴースト血管での血流の再開です。
ゴースト血管は、たるみやしわといった肌の衰えだけでなく、アルツハイマー型認知症、狭心症、心筋梗塞、肝硬変、骨粗鬆症、脱毛等、多くの疾病に関わっています。そんなゴースト血管を復活させ、全身にくまなく血流を行き渡らせることは、美容と健康に大いに役立つのです。
さらに水素には免疫力を活性化させる、体をアルカリ性に保つ、血圧を下げるといった効果が確認されています。